台湾に嫁いだ日本人妻のリアルライフ!

2017年授かり婚で台湾人と結婚、台湾での出産を控えた日本人新妻の奮闘記です★衝撃の多い台湾でのリアルな生活、台湾人との国際結婚や出産に関する情報をお届けします^^

どれだけ知ってる?!台湾という国!

私が台湾に移住してきて2ヶ月半が過ぎようとしています。

でも、台湾人の旦那様と知り合う前の私(ほんの11ヶ月前!)は、

台湾に全然、全く、これっぽっちも、微塵も興味がありませんでした!(;´゚∀゚`)

 

そんな以前の私の台湾に対するイメージは、、

 

台湾人はみんな親日?
だから日本語喋れる台湾人多いらしい〜


国とは認められてないみたいだけど理由は知らない!


中国語が母国語!でも中国語に違いなんてあるの?


結構英語もいけるらしい?!
知り合いになった台湾人は中国本土の人より親しみやすいかな〜


人気海外旅行先No.1〜千と千尋の舞台になったとこはちょっと行ってみたい!

 


こんなもんでした。
…カスカスですね。笑

 
私は、カナダとオーストラリアへのワーホリ経験があるので、そこで出会った台湾人の友達は沢山いるのですが、台湾という国に関する知識はほぼ皆無。

持ってる知識も間違っていました…


本当に失礼な話です^^;

 

最近、人気の海外旅行先で1位の台湾ですが、どんな国か知ってから行くのと知らずに行くのでは感じ方も違うと思います!

 

そこで、今日は改めて、私の学んだ台湾に関する簡単な基礎知識について記事にしてみました^^

台湾のことを本当はよく知らない方、是非旅行に行く前にでも目を通してみてください。


あ、でもいろいろな目線があると思うし、あくまでもど素人のまとめですのであしからず…^^;

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【目次】

 

 

1. 国土と人口密度

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台湾の大きさは大体九州と同じくらいとされています。

九州7県の総人口が約1,300万人なのに比べ、

台湾は約2,355万人と約2倍です!!

そりゃあどこにいっても人が多いわけですね。

 

台湾では日常生活でスクーターを使う人がとても多いのですが、

それは車の駐車場が足りていないから。

車で出掛けると必ずと言っていいほど駐車場探しに奔走させられます^^;

 

 

2. そもそも中国と対立した理由!


すごーく簡単に話すと、、、


第二次世界大戦後、毛沢東さん率いる中国共産党と蒋介石さん率いる中華民国政府が対立。
その国内内戦の末に蒋介石さんの率いる中華民国政府が現在の台湾に逃れて独自の自治を進めました。

 

その対立が現在にも続いているようです。


国家として独立したいから主張を続ける台湾と、

経済発展を遂げた有益な台湾、そして台湾をキープすることで広げられる排他的経済水域であったり、、、を手離したくない中国。。と言った感じでしょうか。

 

 

3. 台湾は国際的には国と認められていない!


国際連合が台湾を国と認めていない為、現在の日本の立場からは台湾は中国の一部と見なされています。


日本だけではなく、中国と正式な国交のある国は台湾を国と認めておらず、
中国との国交がない国は台湾を独立国として認めているといった感じです。

 

でも、実質的に台湾は、独自の法律や政治制度、軍隊等を保有しており、独立国家としての機能は揃っています!

 

でもやはりきちんと認められているわけではないので、オリンピックなどの国際大会では ”チャイニーズタイペイ” と表記されていたりします。

 

ちなみに

中国は中華人民共和国

台湾は中華民国

というのが正式名称です!

 

 

4. 台湾人は親日?!


たしかに親日の台湾人はとても多い!
それは実際に台湾で生活していて感じる場面が多いです。

街の看板やレストランのメニューでは日本語をよく目にするし、

私が日本人だと知ると知っている日本語の単語でコミュニケーションをとってくれたりします。

また、台湾は東日本大震災の際に総額約280億円も援助してくれています。

 

台湾の人たちに親日が多いのは、日本が台湾を統治していた時代の影響が大きいと聞きます。


第二次世界大戦で日本が無条件降伏するまでの50年間、日本は台湾を植民地として支配していたのです。

 

でも、それって普通は嫌われそうな立場ですよね。

 

そんな背景がありながら台湾の人に親日が多いのは、

その時代に日本が台湾を豊かな島にする為の近代化に励んだから。

台湾が現在のような発展を遂げたのは、日本の植民地時代に日本が台湾の教育に力を入れ、インフラに協力してくれたおかげだと思ってくれているようです。

詳しくお話しするともっともっと複雑ですし、ここに書いたことがもちろん全てではないですが…。

 

でもやはり、台湾人の中には少数派ではあるけども日本が嫌いな人もいるようです。

反日の人は特に外省人に多いと言われています。(←外省人については後ほど詳しくお話しします!)

もちろん、台湾の人が日本に ”統治して” なんて頼んだわけじゃないですし、植民地時代に日本人に無差別虐殺されたりしているようですからね。。

当時日本人が、少数の反日派をほぼ虐殺したから親日派が多いなんて話も…。ホントカナ…

↑ ※これはちゃんと調べたわけではありませんのであしからず^^;

 

結論としては、親日の台湾人はすごく多い、だけども、全員が全員親日だとは思わないほうがいいってことです!

 

 

5.台湾の言語

台湾では基本的には中国語(国語、北京語、いわゆる台湾華語)が公用語として使われています。

その他にも、台湾語、客家語、あとは原住民の言語があります。

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台湾語

台湾語は日本統治時代前から話されていた言葉で、中国の福建省がルーツ。

その為、福建語や閩南語(ビンナン)語とも呼ばれています。

 

実際に私の旦那様の親族は、中国語の他に台湾語を話します。

台湾語は中国語とは全く違う言語のようで、旦那様は聞き取れても話せないそうです。

そして、旦那様でも話せないのに私に台湾語も勉強してほしいなんていうお義父さん。

無理だよーー!独学でやってる中国語だけでもまだまだ時間かかるよーーー(;´゚∀゚`)

 

台湾語は50代以上の人がよく使う言語ですが、若い人は理解はできても使えないという人が最近では増えてきているようです。

 

客家語

漢民族のなかにあって独自の伝統、生活様式を持つ客家人(ハッカジン)が使う言語。客家人は、中国大陸を発祥としていますが、長い歴史の中で戦乱を避けるために南下を繰り返してきた民族。その為、中国、台湾だけでなく東南アジアの方にも分散しているそう。

自らの国や土地を持たないことからその名(よそ者と言った意味のよう…)が付けられたと言われています。

 

原住民の言語

台湾には古くからこの土地に暮らしている原住民族が多く残っており、

彼らは民族によってそれぞれの言語を持っています。

代表的なものだとアミ族やタイヤル族など、政府認定のもので16はあるそです。

 

 

日本語を話せる台湾人って多いの?!英語は通じる??

私は日本語を話せる台湾人が多いというイメージで嫁いできましたが、実際私の周りには一人もいません。:;

台北にいけば話せる人はもっといるのでしょうが、それも客引きの為の日本語で実際にコミュニケーションがとれる程ではなかったり、、、

ましてや台北から少し離れるとそうそう日本語を話せる台湾人なんてみかけません!

 私が会えてないだけなのかな??

 

ただ、会話としては成り立たなくても、ちょっとした日本語の単語を知っている人は多いです。

 

日本でも田舎にいけば英語を話せる人があまりいないのとおなじですね^^;

 

実際に日本統治時代を生きた旦那様のおばあちゃまに会ってきたのですが、日本語は昔は覚えていたけどもう忘れてしまったよ〜とのことで、

私が発する日本語の単語に多少反応はするものの、

”あーーーー…そんなのあったあった〜” 程度でした。

 

 

私が感じる中では日本語よりも英語を話せる人の方が多いです!

でもやはりローカルな場所では英語だけで通すのは厳しいです。。。

 

 

結論としては台湾では、台湾華語がほぼ中心。

テレビのニュースも区役所だったりいろいろな公的施設も全て台湾華語です。

私は全く中国語が話せず、妊娠後期から移住した為に語学学校に通えずにいるので子育てが超不安です、、コレカラガンバリマス…

 

 

6. 本省人と外省人

本省人とは

本省人とは戦前から台湾に移住し住んでいる人の人々のことです。

つまりは、先ほどお話しした台湾語を話す福建人と客家語を話す客家人のこと。

 

外省人とは

外省人とは戦後に中国本土から台湾に移住した人々のことです。

つまりは、中国語を話す蒋介石さんの率いる中華民国政府の人たちのこと。

 

本省人と外省人の対立

昔は本省人と外省人の間に深い対立があったそうですが、

現在では本省人と外省人の混血も沢山いるし、何人かを気にする人はあまりいなくなったようです。

おじいちゃんおばあちゃん世代は未だに気にする人もいるようです、、、

しかし今の若者の間では ”みんなが台湾人” という意識のようです^^

 

7.まとめ

多民族国家の台湾は、その言語も含め、とても複雑になりたっています。

 

国際連合に加盟できないために世界遺産がなかったりもしますが(そもそも登録の資格がないため)、世界遺産に成りうる素敵な場所も沢山あります!

実は奥深い台湾。

 

これから子供を産み、育てる国のことをもっと知りたいし知ってほしいと思い今回の記事を書きました。

数日の台湾旅行に行く方は知らなくても全然楽しめるだろうし、特に必要のない情報かもしれませんが、、、少しでも台湾のことを知って旅の間に思いを馳せていただけたら幸いです^^